改めまして、米国公認ドクター・・オブ・カイロプラクティックの藤原邦康です。15年以上、顎関節専門で筋肉や骨格からのアプローチをしています。

顎を気にせず楽しく笑える毎日を
「アゴが痛くて口を大きく開けられない」
「口を開けるたびにボキボキ音がする」
そんな症状に悩まされている顎関節症の方は実にたくさんいらっしゃいます。
厚労省調べでは全国に1,900万人が何らかのアゴの問題を抱えているとのこと。
顎関節とは頭蓋骨と下顎骨の間に位置する関節のことでこの関節がスムーズに開かなくなることによって冒頭のような様々な症状が現れるのが顎関節症です。
顎関節症の方の中には、いざ直そうと思っても「どこで見てもらったらいいのか分からない」「色々なところで治療やケアを受けてみたもののなかなか改善しない」といった壁にぶつかり、次の一歩が踏み出せずにいる相談先がない「アゴ難民」の方が少なくありません。
実は、私もかつてはアゴのゆがみから来る体の不調に悩んでいました。
それどころか自分では「アゴが悪い」ということにさえ気付かずにいたのです。
改善のきっかけはアメリカでカイロプラクティックの勉強をしている時に
ベテランの先生からかけられたこんな一言でした。
「君はアゴに問題があるようだから見てあげよう!」
私には、もともとひどい腰痛や背中の痛み、肩こりなどがあり体の辛さを感じていました。
そんな私を見て、その先生は何かピンと来るものがあったのでしょう。
早速アゴのバランスを整える施術をしてもらったところ、驚くほど背骨全体がすっきりとし、あちこちの不調が消えていきました。
さらに口の開け閉めもスムーズになり活躍の悪さも改善したのです。
「アゴを整えるとこんなに楽になるのか!」
そんな驚きを体験したことがアゴの専門家を志す原点になりました。
そして、私と同じように体の不調やアゴの症状に悩む方達の手助けをしたいと思い、これまで自分なりに研鑽を積んできました。
実際に多くの方に施術させていただいて感じたのは思っていた以上にアゴが疲れている方が多いということです。
それも無理はありません。
顎関節が一日、約2,000回以上もの動きを毎日繰り返していることに加え、
猫背やストレス過多による食いしばり癖が増えている現代人の「アゴ事情」を見れば、「顎関節に不具合が生じるのは当然」と言っても過言ではないのです。
アゴが悪くなると食事や会話、見た目などに影響が出るのはもちろんのこと、全身の歪みや精神の不調にもつながることさえあります。
つまりアゴは人生そのものに関わる中枢器官でもあるのです。
こういったことから、私は「顎を整える」『整顎』(せいがく)という言葉でアゴのメインテナンスを行うことの重要性を広めていきたいと考えるに至りました。
普段から歯のケアを心がけるのと同様に顎のコンディションにも意識を向ける。そんな習慣が皆さんの間にもっと広まればと願います。
顎関節症を取り巻く現状やメカニズムをわかりやすく解説するとともに
患者さんが早速、今日から始められる整顎のための簡単なエクササイズやおすすめの生活習慣などもご紹介していきます。
アゴを整えることは心身の健康につながり、ひいては幸せな人生にも繋がっていきます。
世の中の皆さんが顎の痛み違和感から解放され、食事や会話でも何不自由なく楽しく笑える毎日を過ごす為にお役に立てるのであればこんなに幸せなことはありません。
藤原 邦康
オレア成城院長
米国公認ドクター・オブ・カイロプラクティック